幹細胞移植について－面談（４）

面談要旨　2003年3月18日

【化学治療の効果判定】
１）CHOP療法　2コース　効果なし
２）EPOCH療法　2コース　効果？
効果がある場合は、1回目で劇的にあるらしい。

【今後の治療法】
同種末梢血幹細胞移植

◎移植についてのレクチャー
白血球　好中球→ばい菌を攻撃
　　　　　リンパ球→カビ，ばい菌を攻撃

リンパ球がガン化（悪性）し増殖する
　　　
血液は骨の中骨髄で作られる
幹細胞　大きく3種類に分かれる１）赤血球：酸素を運ぶ　　
血液の原料　　　　　　　　　　　　２）白血球：ばい菌をやっつける　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３）血小板：血を固める
手順
（１）大量化学療法で骨髄の中をからっぽにする。
　　　ガン化している細胞をたたきつぶす。
　　　正常な細胞もなくなるので免疫が落ちるなので感染しないように無菌室が必要。
（２）ドナーの幹細胞を点滴で移植する。
　　　GVHD（Graft:移植片　Versus:対　Host:宿主 Diseese:病）が
　　　移植者の身体を蝕む。
　　　正常細胞も悪性ガン化細胞も攻撃。免疫抑制剤で折り合いをつける。

GVLE（Graft:移植片　Versus:対　Lymphowa:リンパ effect:効果）
病変（ガン化細胞）を攻撃する作用を利用。免疫療法

　これでがん細胞がなくならなかったら？と先生にたずねたら
もう一度抗がん剤かほかの治療を考えるとの事。
　広がったガン細胞を切除するために、胃と十二指腸と小腸を切り取って点滴で生きてられるけど、食べれないなら生きていたって楽しくないような気がした。